第14話「冒さざるもの」
個人的には驚きの話でした。今回はツッコミ無しであらすじを。
以前、偶然発見した空中基地を偵察に向かったアーエルとネヴィリル。
その空中基地は嶺国と礁国に接する国境付近にあったことから2つの国が同盟を結んでいる可能性があると話すドミヌーラとワウフ艦長。メッシスは数日間、整備のため地上に係留される。
並んでシャワーを浴びるワポーリフとモリナス。神聖なるシヴュラに対し一線を越えられなかったワポーリフに対し、フロエは恋愛関係にあったと答えることを強要していた。
小川の傍らで憩うフロエ、リモネ、マミーナ、カイム、パライエッタ、ロードレアモン、アルティ、ユン。
ドミヌーラはワポーリフを礼拝堂に呼び出し、神の乗機(乗器?)である筈のシムーンがなぜ堕とされるのか問いかける。只の機械だから、と答えるワポーリフに解体するよう言いつけるドミヌーラ。しかし、ワポーリフはそれを拒む。
空中基地を見つけられないアーエルとネヴィリル。ふたりはこれからの行動に対しても意見が対立してしまう。
アムリアが乗っていたねじれた機体を思い出し、どこにいったのかと考え込むワポーリフ。そこに来て催促するドミヌーラに対し疑問を感じるワポーリフ。
未だ帰ってこないネヴィリルを気にかけるパライエッタ。ユンは仲間はみな同じだと考えている。
シムーンを解体する命令を受けていることをモリナスに告白するワポーリフ。モリナスはシムーンをやはり神の乗機と考えている。
夜になっても、アーエルとネヴィリルは戻ってこない。
ワウフ艦長はドミヌーラについていろいろ調べていた。コールデクストラは翠玉のリマージョンを完成させるためだけに編成された。その生き残りのドミヌーラは司政院直属のシヴュラだという。
小川にて思い悩むワポーリフだったが、意を決しモリナスのもとにゆき、口付け、こう言う。シムーンは只の機械、神の乗機ではない。
ワポーリフには理解できなかったが、ドミヌーラは解体したシムーンを見て号泣する。
その声を聞きつけて寝ていたメンバー達が甲板へ。シムーンに乗っていたアーエルも泣き声を感じたようだ。