ヘリカル・モートリス

 シムーンを動かす動力源であり、隣国はこれを狙って宮国に侵入するという、物語の中心の一つである、ヘリカル・モートリス。
 第3話ではワポーリフがこんなことを言ってたと思います。(うろ覚えですが)

・ヘリカル・モートリスは必ず2つ一緒に発掘される。
・一つは時間力・一つは空間力を制御している。

 公式ページでは現在、次の様にあらわされています。

遺物テンプスパティウムの力を利用するために、太古から作られたシステム。

 ヘリカル・モートリスはちょっと置いといて、今度はテンプスパティウムについて見ていきます。
 テンプスパティウムの影響力は、

・宮国の神として崇められ、人々の心のよりどころとなっている。
・泉に於いて人々の性が決定するのは、神の力によるものとされている。
・ヘリカル・モートリスとシムーン球が機能するのは神の加護によるものと思われている。

 僕は今まで2つ目と3つ目は取ってつけたように感じていました。説明の難しい事柄は全て神様のお蔭であると。だって、2つ目と3つ目は全く共通性がないですよね。

 そこに来て第14話、ワポーリフによるとヘリカル・モートリスの中にあるのはただの「らせん」だという。シムーンには2つのヘリカル・モートリスが使われているため、2つの「らせん」です。そこから連想されるのはDNAの二重らせんです。
 シムーンを動かせるのが、男でも女でもない巫女だけであるのも、性を決定する泉にテンプスパティウムが関係してるのも、一つの関連した事柄ではないのか・・・。そんな気がしてきてます。
 僕がヘリカル・モートリスの中にあると予想するのは、「大空陸における生命の秘密」です。これ以上は予想できてません。